以前に会った時よりも 伊織と阿久津くんの距離が 縮まっていると思うのは 私の勘違いではないと思う。 嫌になる、本当に。 真っ直ぐな伊織を見ているから 尚更、こんな醜い自分の事を 嫌いなる。でも、どうしようもない。 私は伊織みたいにはなれないから。 茜「あのねっ!伊織。」 伊織「何?」 茜「私、阿久津くんの事が好きなの!」