奏「大丈夫。濡れないよう
俺が守るから。
イルカショーは前で見ないと
楽しめないでしょ?」

そう言うと阿久津くんは
私の肩に上着をかけ
京夜は少しムスッとした
表情を浮かべた。

奏「まだ時間あるし
飲み物買ってくるよ。
伊織ちゃん、コーラでいい?」

京夜「伊織は炭酸飲めないから。」