久しぶりに感じた気持ちだった。
伊織に近付く阿久津の事を怖いと思った。

俺はよく人から
変わってると言われる。

京夜「俺はね、パラレル
ワールドを信じてる。」

こんな事を平気な顔して
言うのだからそう言われるのも
無理はないと自分でもそう思う。

涼介「そう、それで?」

だけど、涼介は俺の事を
一度たりともそんな風には
言わなかった。
だから、たまに無性に
涼介に会いたくなる。