後ろを着いていく俺を
伊織ちゃんがキッと睨む。

伊織「てか、あんたは
さっきから何なの?」

奏「ん?尾行の尾行してる。」

伊織「私、何があっても
頑張るって決めたの!
もう弱音なんて吐かないから。
だから、つきまとわないで。」

奏「それは無理。」

伊織「邪魔なのよっ!
京夜に勘違いされたらどうするの?
私は阿久津くんと付き合うつもりなんて
1ミリもないの!」