待てど暮らせど
一向に京夜が現れる気配はない。
外は暗くなり隣に座る
阿久津くんは一言も話さなくなった。

伊織「何時なの?待ち合わせ。」

奏「あのさ、伊織ちゃん‥」

伊織「何?」

奏「来ないと思うよ。九条くん。」

伊織「どうして?」