奏「俺もここで人待ってるから。 九条くんが来るまでなら 別にいいでしょ。 何時なの?待ち合わせ。」 伊織「17時。‥もう30分過ぎてるけど。」 奏「そっか。いつまで待つの?」 伊織「京夜が来るまで。 ‥てか、関係ないでしょ! 根掘り葉掘り聞かないでよ。」 奏「‥うん。」 口を開いては言葉を飲み込み なかなか言い出せなかった。 だって、伊織ちゃんは 憎いくらい、いい顔で 九条くんの事を待っていたから。