エピローグ


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「・・・・・・・・・・・・・。」


「・・・真田。」


0時を回って、

誰も残っていない刑事課のフロアで待っていると先輩の風間警部が来てくれた。


「・・・・・風間さん・・・。」


「今日の所は収穫が無かった。

当日に大雨が降ってたのが痛かったよ。

証拠という証拠は洗い流されたかもしれんな。」


「目撃者は・・?」


「今のところ有効な目撃証言は無い・・。」


「そうですか・・・・。」


「必ず捕まえる。
被害者の為にも・・。お前の為にも・・。」


「・・・ありがとうございます。」