“ガンッ!!!!!” 「!?!?」 バイクが私の横をすり抜けると同時に、 頭に強い衝撃が走った。 「ガッ・・・・。」 バイクの運転手の右手に、 鈍器のような物を視界が捉えながら、 瞬間、地面へと変わる。 “バシャッ”という音と共に、 体が水たまりのアスファルトに打ちつけられた。 「うっ・・・・。」 殴・・・・ら・・れたの・・か・・・。 一気に感覚が無くなっていく左手を後頭部に伸ばすと、真っ赤に染まった。 「ク・・・ッソ・・・・。」