どんよりとした空から大粒の雨が降りしきる中、 傘なんてささず全力疾走でムコウジマ警察署へと走る。 ・・・違う・・・! 違うぞ真田!! 私達はとんでもない思い違いをしていた。 谷口の殺害動機は林ミカを守るためなんかじゃない!! タイミング悪く信号が赤になってしまい、 打ちつけられる雨を感じながらその場に止まる。 「ハァハァ・・・ハァハァ・・。」 大通りは信号が変わるのが遅い。 今のうちに呼吸を一旦整える。