「・・・・だからニュースで事件を知った時、真っ先にこの事を思い出しました。」


「・・・・・それは・・・ホントですか?」


「はい。この目でちゃんと見ましたから。」


「・・・・その事について本人達に確認したことは?」


「そんなこと出来ませんよ!

あたし・・衝撃過ぎて・・。

誰にも話さずに墓場まで持って行くつもりだったから・・

江藤さんに話せてちょっとスッキリしました。」


・・・・・・・・・。



「・・・じゃあ・・なんで・・・
何でダイスケはミカと・・・。」


「はい?ミカ?」


「あ、いえ。独り言です。」





・・・・・・・・・・・・・・・・・


・・・・・・・・・・・・・



「・・江藤さん、大丈夫ですか?やっぱりこれ言わなきゃよかったかな・・。」


「いや!
教えて頂いてありがとうございました。

すみません、ちょっと寄りたいところが出来たのでこれで失礼します。」




第7話 完