「そうか!真田さん!!」 早苗がまだ置いてけぼり状態の中、 小西が少し大きい声を上げる。 なんだかんだ付き合いの長い小西の表情を見るだけで分かる。 俺と同じ事を閃いたな。 「そうだ小西。 あの時の台詞は・・・ “夫は私と映っている写真が嫌い” っていう意味だったんだよ。 これなら“靴箱の上”という隅に追いやられたたった1つしかない写真立ても、 そのスマホのアルバムの中身も辻褄が合う。」