「何歳だっけ?」


「林ダイスケは33歳です。」


「違う。ミカの方。」


「知りません。」



小声で小西と会話を続けながら、
その人の元へと向かった。




「奥様・・この度はとんだことで・・。
お察しします・・。」


「・・・・ハイ・・。」


うなだれる様子で佇んでいた林ミカ。


こんな綺麗な奥さんを残して、さぞ被害者も無念だろうに・・。