___ピッピッピッピッ

朝、目が覚めて、顔を洗って、朝ごはん食べて、制服に着替えて、玄関を開けたら

「よっ」

と目の前に大好きな人がいました。

「え、?」

一瞬目の前にいるのは幻覚なんじゃないかとか思ってしまった私が馬鹿らしい、、

「一緒に行こ?」

「う、うん。」

久々だなー…なんかてことを思いながら私は理久と一緒に学校へ向かう。

何話そうかな、、

「…ねえ、美穂?」

先に沈黙を破ったのは理久だった。

「美穂さ、兄弟とか、いる?」

「え?
……あぁ、うん。いたよ。」

「え?いた?」

「そう。2年前に、交通事故で死んじゃったの。」

「2年前……」

私には双子の姉がいた。
ちょうど2年前、交通事故で死んだ。

「……ねぇ、もしかしてそれって
未来…って名前?」

「……えっ、なんで、なんで知ってるの……」

「俺とみいと陽平は未来と同じ小学校に通ってて、いつも一緒に遊んでたんだ」

「そう、なんだ、」

思い出した。未来はいつも同じ子の名前をずっと言ってた。
まさか、それが理久とみいちゃんと陽平くんだったなんて……

「ん?待って、なんで双子なのに同じ小学校に行ってなかったんだ?」

「……あぁ、それは、私、小学校、行ってなかったの。
病気だったから、ずっと入院してて…」

「えっ!?今は?大丈夫なのか??」

「あ、うん、もう大丈夫だよ。」

「そっか…」

そんな話をしていると学校についてしまった。

「じゃあ、昼休み、また話そ?」

「うん。そうだね。」

未来と仲良さそうだったな…
そういえば、未来の好きな人って陽平くんか理久だったよね…
どっちか忘れちゃったけど…
未来なら理久のことすきになりそう…