「みっほーちゃんっ!」

「んー?なーに?」

「あのさ、今日俺と帰んない??」

「陽平くんとー?」

「そ!」

「みいちゃんは?」

「……あぁーみいは今日用事あるって言ってた!」

「そっかー、
うん!いいよ!帰ろー!」

「っしゃ!」

いつにも増してテンション高いなー陽平くん。

あれ?陽平くん。理久と帰んないのかな…

「えっと……理久は?」

「理久?しらね」

「……そっかぁ……」

「理久、心配?」

「えっ、うーん……まあね…」

苦笑いで答える私。

「今からさ、俺のことだけ考えてよ。」

「え?」

「理久のことなんか忘れて、俺でいっぱいになって?」

「……っ!」

そんな顔して言われちゃ、断れないじゃんっ!

それから私たちは学校を出て、クレープ屋さんによって、クレープ半分こして、公園で遊んだ。

理久はクレープみたいな甘いものは嫌いだからなかなか食べれなくて、今日食べれてよかった!

「あ!お姉ちゃん!」

「え?」

誰かと思ったら理久と初デートの時に遊んだ女の子だった。

「あれ?今日は違う男の人。」

「お姉ちゃんたちバイバイしちゃったの??」

「えっ、あぁ、うんちが__「そうだよ!」」

「えっ!?」
何言ってるの!?!?陽平くん!?!?

「シーっ!少しだけ!」

陽平くんは無邪気な笑顔でそう言った。