ホントはずっと好きでした

「りーくー」

「……えっ?あぁ。なに?」

「なにって…もう放課後だよ。帰ろうよ。」

「えっ、あぁ。放課後、か。うん。帰ろうか」

やっぱりなんか変。

__帰り道
「ねえ、理久?」

「ん?」

「何か隠してることない?それか悩み事とかある?」

「んー?」

「私に言ってみてよ。私に出来ることあればやるから!」

「出来ること…か…
ううん。大丈夫。」

「……頼ってくれたっていいじゃん。」

「え?なに?聞こえない。」

「頼ってくれたっていいじゃんって言ってんの!」

「別に頼ってないわけじゃないから。
心配しないで。大丈夫だから。」

「そうやって、大丈夫大丈夫って……
最近の理久が変だから言ってるの!
お願いだから、無理、しないで……」

「別に無理なんか……
美穂に俺の気持ちなんて分かるわけないだろ。」

絶対言われたくなかった言葉。
"分かるわけないだろ"

理久に言われたら嫌な言葉だった。
言われないようにずっと心がけていた。
でも、言われてしまった……

「……ごめん。」

そう言って走って帰ってしまった。

「…うぅっ、うぅ
り、理久………りくぅっ」

苦しくて、悲しくて、辛くて。