~彼の隣~

席替えをして、改めて自分の運が強いことに気付いた。

『スー・・・』
 
隣では、大好きな大輔が寝ている。

寝顔は、すごく可愛い\\\\\ 大輔ってすごくきれいに顔が整っているんだね。

「こらーーーーーーーー!!!片瀬!寝るなーーーーーーーーーー!」

『・・・ふぇ!!!あぁ・・・、やざわっち少しくらいいいじゃん・・・』

あら、先生KY。せっかく大輔の寝顔見てたのに!

「だから寝るなって!」
            「「ゴツッ」」

『いって~~~~~!!!やざわっち、酷い!』

すごい、にぶい音がしたと思ったら大輔がやざわっちに殴られていた。

はっきり言って、痛そう。すごく・・・

『いって~、何で沙希起こしてくれなかったの???』

殴られて痛そうでしかも少し涙目・・・。可愛い\\\\\

「だ・・・だって、\\\\\\\」

近いって、顔近いって・・・。

『あっは~ん、俺の寝顔に惚れた?(笑)』

うっ・・・、実はそうです。

「ほ・・・惚れるわけないじゃん!\\\\\\」

『顔、赤いよ~』

それは、顔が近いからだよ~!!!!

「こら~、今は、授業中だぞ~!!!そういうのは、休み時間にしろ!」

      「「あははっはははは!!!」」

『ごめんね!やざわっち!!!!!』

笑われた・・・。

でも、大好きな彼の横でこうして笑ってるって




       すごく、癒される・・・。