キンダーガーテン 二   ~優しい居場所に~

答えられずに、俯いていたら

「さっき園長と飲んでたら…夏苗先生から、メールがきたんだ。
"唯ちゃんがショック受けてるから謝れ‼"って…
てっきりオレのヤキモチで、落ち込んでるのかと思ってたんだけど…違う?」

「うん。」

咲ちゃんのことは……なんて話そう………。

咲ちゃんの気持ちを、唯が話すべきじゃないし…

ヤキモチっていうよりも

ホントに先生を好きな人がいた!って…

ショックの方が大きかったから…。

唯の口から伝えるつもりはなかったのに…………。

「だったら、何だったの?」

今の気持ちを、上手く言葉にする自信がないのになぁ

「あのね。
明日………誰と回るの?」

突然違う話題になって、驚いてたけど

「う~ん。たぶん、今日のメンバーかなぁ?
コウと咲ちゃん、二人だけって訳にもいかないだろうし…
咲ちゃんって…
同期が男だから、一人あぶれるらしいよ。
唯ちゃん達は、仲が良すぎて入りにくいって言ってたし…
主任や上のメンバーは、年が離れ過ぎだし。
まぁ~もう一日、別行動で楽しもうね!」

「…………先生は……
別行動でも………楽しいんだ……………。」

「ちょっ………それはないでしょう!!
唯ちゃんがそうしたいって、言ったんだからね。
………それは…流石に怒るよ!」

「だって………」

「自分で言ったんだから、責任持ちなさい。」