「おっそ~い!!」

「二人でラブラブしないの。」

「早く着替えて泳ごう!」

ビキニに着替えた四人は…"さすが!"っていうプロポーション。

う~ん。

先生って…どうして一番幼児体系の唯にしたんだろう?

気後れしながら、Tシャツと半パンを脱いで

チラッと、先生に目を向けると………

ヤッタァ!!びっくりしてる~

「先生やらしい~」

「唯ちゃんに釘付け~」

「オジサンはほっといて泳ごう!」

唯の手を取って、海に向かう梓ちゃん。

引っ張られながら振り向くと

先生ったら、まだボゥ~っとこっちを見てる。

へっへ~!ヤッタネ!大成功。

浮き輪に捕まって泳いでたら

や~っと先生が海に入って来た。

そう言えば……先生って泳げるのかなぁ??

少し沖から先生を見てたら、あっという間に追い付いて来ちゃった。

さすが先生!!すごいなぁ‼

「遅いよぅ~!」って笑いながら

四人が唯の浮き輪を引っ張って、先生から遠ざける。

追いかける先生と四人に引っ張られる唯で

鬼ごっこをしてるみたい。

キャッキャとはしゃいで、ホントに楽しい。

そのうち先生に追い付かれて、唯の浮き輪は

先生に引っ張られて、四人から遠退き始めた。

「ええっ!」って文句言う唯に

「ちょっとおいで。」って…怒った顔の先生。

あれっ??怒ってる?

もしかして、一人ぼっちで淋しかったのかな??

意地悪し過ぎ?