キンダーガーテン 二   ~優しい居場所に~

「罰ゲーム!!」

顔を上げようとしたら、頭をガッチリ押さえられてかなわなかった。

「痛いよう~。先生~」

「悠君!!」

「あっ……悠君……。」

「おぉ!これでも結構嬉しいねぇ~
もうちょっとこのままで居させて。……今、嬉しさ噛みしめてるから。」

先生……もしかして照れてる??

だから顔を上げさせてくれないの?

太陽の暑さにバテそうになりながらも…

先生の赤い顔を想像したら、笑いが漏れそう。

………暑い太陽………暑い………あつい??

あっ!!!ケーキ!!!

「先生!!ちょっと待って!!……ねぇ~先生!!」

「悠君!」

「それどころかじゃないよ!!!ケーキは??
この暑さでダメになっちゃうよ!!」

慌てて立ち上がろうとする唯を、離さないとばかりに閉じこめて

「大丈夫!ちゃ~んとクーラーボックスに氷と一緒に入れて来たよ。」って

クスクス笑ってる。

な~んだ!やっぱり先生だなぁ。

唯が身支度を整えてる間に、ちゃんと用意してくれてたんだぁ

だったら……

このデートって、怒って急にじゃなくて

前もって計画されてたんだね。……良かった。

安心して、もう一度先生に体を預けたら

「罰ゲーム3回かぁ~。帰るまでに、後何回増えるかな?」

…………忘れてた……………。

罰ゲームって何かな?

まさかいきなりキスなんてことはないよね??

どっちにしても、これ以上罰が増えないようにしないと。