「大丈夫だから、深呼吸しましょう。 苦しかったら無理しなくてもいいからね。 大きく吸って〜、、、、吐いて、、、 もう一回〜吸って、、、吐いて、、、 ちょっと背中も聴かせてね。」 そう言って、背中にも聴診器を当てられる。 「うん、だいぶいいね。 苦しさはどうかな? 少しはいいかな?」 さっきと比べると、格段に楽になっていた。 「はい、もうほんとに大丈夫なので、、 先生は帰って休まれて下さい、、」 「はあ、、、全く。」 え。 先生はため息を吐くと、ボタンを留め終えて丸椅子に座りなおした。