家に帰ると私は真っ先に机に向かう。 今日あったことをノートに書くの。 嬉しいことも、悲しいことも、全部書く。 するとね遥人が、 「今日も頑張ったね」 ってそう言ってくれてる気がするんだ。 気がするだけで実際はどうかなんて分からない。私のこと見ててくれてるのかな。 実際に聞くことなんてもうできない。 だってもう彼はここにはいない。 もうすぐ半年になる。 遥人が… お空に行ってから。