「…あ、あの……大丈夫ですか……?」








声の出どころにそう問いかけたが、荒い呼吸が聞こえてくるだけだった。








「…あの…ッ………!大丈夫ですか!?」








思いきって近づくと、そこにはお腹から血を流した男の人がゴミ袋の中に埋もれていた。