先生、恋と愛の違いってなんですか?

とりあえず教室を出よう、そう考えて歩き出すと腕を掴まれた。


「あれ、相原さん?今の会話聞こえちゃってた?よね?」


「自分的にはどう思うの?小原落ちやすそ〜とか?笑」


腕を掴んだのは、話してた張本人の佐々木さんと福原さんだった。


「私は、小原先生に媚びなんか売ってない。もしそうでも、先生は嬉しそうになんかしないよ。先生は、どうやったらクラスが良くなるかって常に考えてる。少なくとも、1年間先生と過ごしてきた私はそう思う。」


はっきり言い切った。変になよなよするより、これが事実だから言い切る方が良い。


「ふーん、やっぱりお気に入り様は言うことが違うよね〜」


「もう行っていい?人を待たせてるので。」


「勝手にどーぞ、言っとくけど私ら小原のこと嫌いだし、全力で小原の理想の邪魔してあげる。」