先生、恋と愛の違いってなんですか?

試合ラッシュが終わり、久しぶりに部活が休みで帰ろうとしたら、小原先生に呼ばれた。


「相原さん。ちょっとお手伝い頼んでも良いですか?」


「はい。」


先生に連れられて、やってきたのは空き教室。


「これのホッチキスどめを一緒にしていただきたいのですが。」


「わかりました。」


「ありがとうございます。頼めるのは相原さんくらいだったので…」


冬休みには距離を取らなきゃ、なんて思いながらもやっぱり私には無理だったみたいで。


今のように先生の近くにいれるなら、なんだってしたいと思えた。


「……クラスの雰囲気、重くないですか?ちょっと硬くて困ってて。」


しばらく無言が続いたのち、不意に先生が話しかけてきた。


「確かに、重い。です。」