先生、恋と愛の違いってなんですか?

先生に彼女がいないと知って、ホッとした反面。


やっぱり私も先生からしたら「一生徒」。


その事実を突きつけられた気がして、悲しくなった。


「……部活も、一緒ですからね…仕方ないなぁ。」


「クラスの中では間違いなく相原さんが1番一緒にいると思いますし。」


「…だから先生、そういうことがよくないんだって。何の気なしにそういった嬉しいこと、言わないで……」


「あ、、…ごめんなさい。」


「………」


少し気まずい空気が流れた。


「とりあえず、誤解は解けたようで良かったです。


あ、相原さんの周りは皆んな僕の彼女だ、なんて信じてると思うので、弁明しといてください。」


「…わかった。」


「じゃなきゃ、旗本先生にめちゃくちゃ怒られそうだし……」


「………ん?もしかして、あの人…」


「あ、やばっ………これは、秘密ですからね。」


焦りながらしーっとやる先生がこの上なく可愛くて。


「……せんせ、誤解してごめんなさい。これからも、話しかけてほしいな。」


なんて呟いた。


「もちろんですよ。」


先生は、私の大好きな笑顔で、応えてくれた。