先生、恋と愛の違いってなんですか?

そのあとは鈴子に引きずられてカラオケに行き、3時間ほどぶっ通しで歌った。


なにもかも忘れて、とにかく歌うことに全力を尽くした。


もちろん、頭の片隅にはあの女性の存在はチラついているけど。


「あー、歌った歌った。ちょっと喉も渇いたし、カロリー消費したし。なんか食べに行こ!」


「うん!」


カラオケを出て、カフェに行った。


2人でホッと一息ついた頃に、鈴子が口を開いた。


「…水華、さっきのは、気にしちゃダメだよ。こはらんの知り合いかもしれないしさ。」


「でも…先生、あんなに優しい顔で見てて、とても嬉しそうに話してた。やっぱり彼女じゃないのかな。」


「…私にはあんまりわからなかったけど、水華がそう思うのならそうなのかもね…」


「うん……」