先生、恋と愛の違いってなんですか?

「あ、れ…?」


鈴子が、突然声を上げた。


「ん?どしたの?」


「水華……あれって、もしかして。」


言われて、周りを見渡すと。


「小原、せんせ……」


一瞬でわかる。


あの前髪の癖、髪色、立ち方、スタイル。


紛れもなく、小原先生だった。


初めて見る私服に胸が高鳴った。


先生が1人だったら声をかけたかもしれない。


でも、違った。


スラっと背が高く、スタイルも抜群。


髪もゆるふわで巻いていて、先生と話しながら明るく笑ってる女性がいた。


先生も先生で、優しそうな表情で、その女性を見つめてる。


「水華…行こう。」


「……ねぇ、鈴子。やっぱり、先生って彼女いるのかな?」


「………」


その場に、気まずい空気が流れた。