先生、恋と愛の違いってなんですか?

次の日。


暇そうにしていた沙奈を連れて、バドミントンの仮入部に行った。


「水華、バドに入りたいの?」


「んー、やってみてもいいかなって思う。でも人数多いし、レギュラーなれないと面白くないでしょ?」


「確かに。まあ見に行ってから来てもいいんじゃない?」


「うん、とりあえずは見に行ってみる!」


ちょっと打ち合いさせてもらって、あとは先輩の試合見学。


先輩後輩関係なくラリーしたり、比較的雰囲気も軽そうだった。


部員数は多いものの、休みの日をばらけさすお陰で一回あたりの人数は少ない。


バドミントンでもいいかなと思えるくらい、満足のいく仮入だった。


教室に戻る時。


「水華。本当にバド以外に入りたいの?」


沙奈が真剣な顔して聞いて来た。


「どうして?」


「だって、ラリーしてる水華の顔、すっごい生き生きしてた。バドミントンが楽しくて仕方ない!って顔してた。自分でもわかってるんでしょ?」


沙奈とは去年からの付き合い。


一年いると、やっぱりわかるんだよね。


「…バドが大好き。そりゃ、一番入りたいよ。けど……」


「何を悩んでるのですか?一番やりたい部活に入らないって、あとで後悔しますよ?」


「だよね…先生もそう思うか〜、、、って、先生?!」


「相原さん。自分に嘘ついてたら、いつか壊れてしまいます。一番入りたいなら、何を悩むのですか。


レギュラー争いが嫌って最初から諦めるなんて、そんなの逃げてるだけです。」