先生、恋と愛の違いってなんですか?

○水華side○


夏休みが終わり、秋が来た。


文化祭に向けて本腰入れての練習に、毎日クタクタ。


小原先生との距離感は相変わらずで、先生も疲れた顔をしていた。


ちょっと心配。


その日のうちに話そうと思ってたのに、終礼に来たのは別の先生だった。


「え、こはらんは?」


「小原先生は、体調を崩されて、保健室にいらっしゃいます。」


「え……」


みんな不安顔になった。


あの小原先生が体調崩してるってよっぽどだもんね。


「水華、保健室行くの?」


「行きたいけど、みんな殺到しても困るじゃん。」


綾が言ってくれたけど、私は行かないつもり。


部活はないし、フラ〜っと帰ろうとした時。


保健室から追い出されたであろうクラスメイトが見えた。


そりゃあの人数じゃね。


通り過ぎようとしたものの、先生の笑顔が頭から離れず、気がついたら戸をノックしていた。


「はい、どうされました?」


「小原先生、奥で寝てますか?」


「おそらく。まさか騒ぎに来たわけじゃ?」


「あの子達とは違います笑」


「なら、私が戻ってくるまで、それが限界よ?」


「ありがとうございます!」