『いただきます』
お父さんは、にこにこしながらご飯を食べていた。
ご飯を食べ終え、2人で一緒にプリンを食べた。
「ついつい沙都君と紗南ちゃんのプリンも買ってきてしまったよ」
「……うん。明日、紗南と沙都に持って行くよ」
「そっか。よろしく頼むな」
「うん。……ごちそうさまでした。もう寝るね」
私の気持ちを悟られないように早々にリビングを後にした。
自分の部屋の鍵を閉めて、ドアに寄りかかって座り込んだ。