『ご主人様!早く!』 走るレオンに再びアメリアの焦る声が聞こえた。 そして部屋に近づくに連れ、ティナの血の香りが強く匂う。 「クッ……」 レオンは歯を食いしばる。 ティナ!無事でいてくれ! 心の中で叫んだ。 ティナの血と共にカサンドラとサンノーゼの気配も感じた。