居間に戻り、ダーモッドの作ってくれたホットミルクを飲むと身体が温まった。


温まると身体が重く怠さを感じ始める。


「アメリア、少し眠るから起こしてね」


「それではベッドで眠られた方が……」


アメリアはティナの身体の下に手を入れて抱き上げようとした。


「アメリア、いいの。少し背を倒してくれる?」


ティナの車イスは背もたれが自由に角度が変えられる。


「かしこまりました」


背を少し下げるとティナは目を瞑った。


ティナの身体にアメリアは毛布をかけた。


暖炉では薪が赤く燃えているので部屋の中は温かい。


アメリアとダーモッドはティナの昼寝の邪魔をしないように居間を静かに出て行った。