ふたりの所へアメリアが飲み物を持ってやってきた。


エミリオには葡萄酒。ティナにはホットココアだ。


「ご主人様をお呼びいたしましょうか?」


アメリアがエミリオに聞く。


「いや、そのうち出てくると思うよ。それまでティナちゃんに相手をしてもらうからいいよ」


そう言い、エミリオはティナにウインクした。


エミリオを信頼しているアメリアは居間から出て行った。