「ティナちゃん、僕のことなら気にしなくていいよ。そんなことを言ってもやめる男ではないからね」


エミリオが頬を更に染めるティナに笑いながら言う。


そんな光景をアメリアは見ていた。


すべてが元通りになった。


アメリアはホッと安堵した。


ふたりの甘い雰囲気にあてられたエミリオはしばらくして帰って行った。