俺に惚れていいよ






組んでいた足を崩して、いつものように足を開いた状態で座り直す。

その足の上にそれぞれの腕を置いてじっと私を見つめる。


「二次元が好きだから、何なの?」

「え?」



「それでお前が俺を好きじゃない理由になるの?」



「だ、だから...」


私が好きなのはヒイラ様だけで...

あんたのことなんて...