俺に惚れていいよ






まず、私は私を包み込む腕から逃れる。



「えーっと....


ちょっと待ってね」


右手の手のひらを見せるようにして突き出して動きを制する。




あれ、なぜこうなった?

え、私、二次元が好きって言ったよね?


てか、あれって告白?

私のことが好きだったってこと?




ちょっと考えてみる。

だけど、やっぱり全然わかんない。