生徒:良かったよ、また聴かせてね。


楓:ありがとうございました、またの機会ありましたら聴きにいらしてください。


冬馬:やっぱりバンド形式での歌はいいな?、悠。


悠:うん、冬馬。本当にバンドを組んでみないか?、名前はどうしようかな?。


冬馬:いいよ。楓ちゃん、零ちゃんはどうかな?。


楓:冬馬先輩が大丈夫ならバンド組みたいです、さっき歌っててそう思いました。snowcrysisはどうですか?。


零:私も大丈夫よ。


冬馬:ありがとう、楓ちゃん、零ちゃん。素敵なバンド名だな、悠、どうかな?。


悠:俺は賛成だよ。零は?。


零:私も賛成だよ。


冬馬:バンド結成だな、一曲じゃ寂しいから明日から作ろうな。そろそろ帰ろうか?。


悠:そうだな、零、帰るよ。


零:うん、悠お兄ちゃん。


冬馬:遅くなったし、送るよ楓ちゃん。


楓:ありがとうございます、冬馬先輩。


冬馬:どういたしまして、楓ちゃん。


-楓は、初めて先輩と一緒に帰るのでドキドキしていた…。明日の曲作りを楽しみにしていた。悠と零は、零の定期検診の為午後から来ていた。零は心臓移植を受けていて、月に一回検診を受けることになっていた。