蘭:即興ね、すごいわ來。


彩音:いい曲だね、父さん。新曲かな?。


來:そうだよ、彩音。星屑のメモリーだって、蘭が歌詞を書くんだ。


彩音:母さん、楽しみにしているね。


蘭:うん、彩音。幸せだと伝えるために想いを込めて書くわ。完成したら、すぐに夕飯にするわね(笑顔)。


楓:うん、母さん。


〈星屑のメモリー〉


星屑に想いをのせて空に向かって歌う、君が笑ってくれるように。夢の中で、幸せになれと言ってくれたね?、今なら言える幸せだと。キラキラ輝く星を見ながら君に重ねた、君の笑顔忘れない…、いつかもう一度君に会えたら私の家族を紹介して幸せだと伝えたい。何度もありがとうと叫んだ、守ってくれたから私には家族が出来たし幸せになれたから。もう後ろを振り向かない、まっすぐに歩んでいく。流れ星が見える度にいつまでも変わらぬ君に、空から見守っていて欲しいと願った…。


蘭:出来たわ、來、楓、彩音、恥ずかしいけど、作詞したから見てもらえる?。


來:わかった、蘭。


楓:うん、母さん。すごい、切なさの中に前向きさが出てるよ。


彩音:ポロポロ。母さん、私、母さんの子供で良かったよ。