楓:気にしないで、母さん。


彩音:おかえり、お姉ちゃん。


來:蘭、話したい事は何だ?。


蘭:昨日、夜に出されてからファミレスに向かって寝て起きたら、店員さんに話しかけられて昔バンド組んでて私を庇い亡くなったメンバーの事を話したり、解散して封印してきたと話したら怒ってないと思うし、幸せになることを望んでると話してたわ。久しぶりに夢を見たの、懐かしいけど、辛いだけと思い出さないようにしてた。バンド嫌いになって周りにも、楓にもきつく言ってばかりでごめんなさい。楓がバンド組みたいと言っても、もう反対しないわ來、バンド諦めたの私のせいね。來のギター、またいつか聴きたいの。


楓:母さん辛かったね、ずっと一人で抱えてきたかもしれないけどこれからは父さん、彩音、私がいるよ。亡くなられたメンバーさんが安心するように幸せになろう母さん。バンド組んだの、まだ数日だけど楽しいよ(笑顔)。


彩音:お姉ちゃんの言う通りだよ、私もいるよ母さん。辛いときは我慢しないで。


蘭:ありがとう、楓、彩音。楓はバンド頑張りなさい、私は諦めてしまったから。


來:良かったな、蘭。夕飯後に久しぶりに弾くよ蘭、聴いて欲しい。