楓:冬馬先輩、新しい曲出来た所まで聴かせてもらえませんか?。


冬馬:楓ちゃんも朝早いね?、出来た所まで弾くから聴いて欲しい。


楓:私は友達と約束してたから早くに来たの、はい、冬馬先輩。


冬馬:そうなんだね、優しいね楓ちゃん。まだ少ししか出来てないけどどうかな?。


楓:ありがとう。切ないメロディもいいなと思うけど、新曲は、明るくて素敵なメロディだね。


冬馬:ありがとう、楓ちゃん。そろそろ教室に行かなきゃだから続きは放課後にね。


楓:どういたしまして、冬馬先輩。そうですね、続きは放課後に作りましょう。


冬馬:うん、楓ちゃん。


1年の教室-。


零side:
昨日、尊が突然告白してくれて驚いてすぐには返事が出来なかったけど、あれから尊の事を考えるとドキドキしたり、気になるから好きだと気づいた。昼休みに、尊に好きだと伝えると決めた…。


尊:おはよう、零。


零:尊、おはよう。昼休みに話したい事があるからいいかな?。


尊:大丈夫だよ、零。昼休みにな。


-零は昼休みが近づくにつれて緊張してきて、ピークになりそうな時に昼休みになった。放課後に新曲作りから始めて完成間近で練習を再開し、残りは休憩に作る事にした。