零:ありがとう、尊。必ず返事するから待っててね(笑顔)。


尊:うん、零。戻ろう。


零:うん、尊。尊、放課後時間あるかな?。


尊:あるよ、どうして?。


零:昨日、お兄ちゃん達とバンド組んだから練習するの、見に来て欲しいな。


尊:わかった、見に行くよ零。


零:ありがとう、尊。


尊:どういたしまして、楽しみにしてるよ。


零:うん、尊。


-零は、尊以外には心臓の事を話してないので友達を作れずにいた。唯一尊だけは母親が診てくれていて、小さいときから知っているので隠さずに話せた…。楓は昼休みを使い、昨日ライヴした歌詞を考え直していた。


放課後-。


2年の教室-。


楓:まろん、昼休みに歌詞を考えたんだけど変じゃないか見てもらえる?。


まろん:いいよ、歌詞出来たんだね楓。見せてもらうね。


楓:うん、まろん。


「cronycle」仮タイトル。


1、二人で撮った写真を見ても、君はもうそばにはいない…。会いたいと何度空に向かって叫んだだろう。君とずっと一緒にいられると信じてた、願いが叶わないとしても何度も空の君に届くようにと願いを込めて歌った…。