冬馬-「うん、楓。もう一度練習しよう。」


楓-「そうだね、冬馬。」



2度目の練習が終わる頃に、悠とかれん、零と尊が入って来た。悠は、かれんの笑顔を見る度にドキドキしてもっとかれんの事が知りたくなり、帰りに聞いてみる事にした。


ガチャッ。


悠-「冬馬、楓ちゃん、もう来てたんだね。良かったら、零が来るまで一曲弾いてもらえないかな?。」


冬馬-「わかった、悠。一曲弾こう、楓?。」


楓-「うん、冬馬。聴いてください、〈パズルのピースに想いを込めて〉。」


数分後-。


パチパチパチ。


悠-「かれん、紹介するよ。一緒にバンド活動してる、冬馬と楓ちゃんだよ。」


かれん-「悠ありがとう。クラスメートだから知ってたかな、冬馬君?。初めまして城之内かれんよ、かれんでいいからね。」


冬馬-「クラスメートだけど、名前は知らなかったよ。」


かれん-「冬馬君、覚えといてね。」


冬馬-「わかった、城之内さん。」


楓-「初めまして、雪野楓です。かれん先輩、聴いてくださりありがとうございました。」


かれん-「楓ちゃん、どういたしまして。悠は演奏しないの?。」