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[夜 19:30]
「んー、ここがいいかな…。」
『———♪―――♪―――♪』
今度四人のご飯デートをうなってるとスマホのメール通知音が鳴った。
通知音は那央くんとお揃いで設定したものだった。
パソコンの時刻を見ると那央くんのいつものバイト終わりの時間まで二時間半もあったので那央くんに何かあったのかもと思ってみてみると
『玄関の前』とだけ書かれていた。
私はすぐに自分の部屋を出て玄関に向かった。
玄関には丁度今帰ってきたお父さんがいて、
「外で男の子が居たよ?彼氏かな?」
と笑っていたのですぐに玄関の扉を開けると門の向こう側に那央くんがいた。