いきなり慌てる私になっちゃんはすかさずフォローしてくれる。

「大丈夫よ、那央くんなら。現に半年じゃん。」

「そうだけど…よし、帰る。」

文句を垂れていてもどんどん空しくなるだけなので家に帰ることにした。

「私これから部活あるから一緒に帰れないけど、気をつけて帰ってね。」

「ありがとう!!」

いつもクールで部活も頑張っているなっちゃんは本当にすごいし優しい。

二人とも一緒に帰れないのは寂しいけど、私には出来ないことで頑張っているので今度二人となっちゃんの彼氏さんにご飯を奢ることを計画しながら私は帰った。