君の笑顔は眩しく、ときどきせつない

「萩尾!」


教室内に先生の怒鳴り声が響く。

「ボーッとするな!集中しろ。もうすぐ模試だぞ?スポーツ特待だからって容赦しないぞ!」

「すみません」

彼女になにがあったのか、おれはその事をずっと考えていた。

たまに、彼女の瞳の奥に、
誰も触れることのできない
彼女にしか分からないなにかがある気がして、
俺は彼女を知りたいと思ってしまった。