君の笑顔は眩しく、ときどきせつない

「私は永澤李与(ながさわ りと)!またどこかで会えるといいね。萩尾悠さん。」


「どうして俺の名前を!!」



「ほらっ!!」





ピアノ教室の方からなにかが降ってくる。


え?参考書!?




気づいたときには頭がジンジンしていた。



痛い。すごく痛い。




「忘れ物だよ。気をつけて帰りなよ。」