僕たちはひとりだった…

幼なじみと

シャワー浴びて部屋にバスタオルで戻って来たら 俺も入ってくる って。

着替えないから仕方なくそのまま待っていた。

ベットの端に座っていたら終わったらしい。


唖然としている怜矢に

どうしたの? と聞いたら

お前誘ってんのか?
俺、幼なじみだけど男だよ?
お前は俺を男だと思ってないの?

えっ、思ってるよ、好きなんだよ、
怜矢のこと。

……。

俺も。
でも挑発すんなよ。
理性とぶから。

ねぇ、目にさっきのことがちらつくんだよ。今日だけ、一緒に寝ていい?


襲ってもいい?

困って でも言った。
うん。


私は寝ていたベットにやさしく押し倒されキスされた。
不思議と嫌な気持ちはしなかった。
むしろ心地が良かった。
バスタオルはあっという間になくなっていった。キスをいたるところにおとされて全身が熱くなるようだった。
どんどん時間が長くなって怜矢の舌が中に入ってきた。私はしたことがないけどマネしてやってみた。怜矢は驚いていた。私は微笑んだ。
怜矢が突然キスをやめた。
どうしたんだろう?

やっぱりこれ以上したら止まらなくなりそう。最後までして大丈夫? な訳ないよね。ゴメン、怖かった?

ううん。

否定の意味を込めて初めて自分からちゅってしてみた。怜矢は笑っていた。

ゆっくりゆっくりして夜が明ける頃、ようやく私たちはひとつになれた。


嬉しかった。
今までの哀しみとか恐怖とかがなくなっていくようだった。
何百回も泊まっている怜矢の家なのになぜか新鮮でドキドキで。
ほんとにすきになれた。

ありがとう
怜矢はどう思っているかわからないけど私は寂しさとか不安とかから君に こんなこと言った訳じゃないよ。

ほんとうに君のことが好きで好きでたまらないんだ。君と私がこんな存在になれるとは思わなかったけど。

やっぱり伝えたい!
大事にしてくれてありがとう。
やさしくしてくれてありがとう。
好きになってくれてありがとう。
そばにいてくれてありがとう。
一緒に泣いて笑って喜んで悲しんでくれてありがとう。


不器用だけど愛を捧ぐ
君のすべてが好きだから。