僕たちはひとりだった…

バカか

まだ生きているかもしれないだろ。
そんなこと言ってないで。

見上げると怜矢がいた。

救急車はもう呼んだ。
早く下行け!

ありがとう。
ごめん。

私は転がるように階段を下りていく。


病院に着いた。怜矢もバイクで後を追いかけてくれた。レオ先輩は集中治療室に入れられた。傷が痛々しい。
面会ができる時間になってからようやく触れられる位置にいけた。
まだ生きているから泣いちゃいけない!
カーテンの中で一人名前を呼び続けていた。最後かもしれない、失礼だけど。そう思うと涙してしまった。