まさか私が超能力者なんて今日まで思ったこともなかった。お母さんがあんなこと言うまでは…












「西城君!好きです!付き合ってください!」

「ごめん、俺清中さんのことそういうふうに見れないんだ」

清中優芽華、中学1年生。今告白して振られました…

「あーあ…なんで誕生日前に振られるのかな…」

そう、私は誕生日前日に振られてしまった。

「絶対顔に出るよね…お母さんに絶対バレる…」

私のお母さんは何故かエスパーのように人の心が分かってしまう。

「ただいま…」

そう考えながら家に帰ると

「おかえり。優芽華」

微笑んだお母さんがいた。まるで何もかも見透かしているような笑みでなんか…
なんというか怖かった