花鳥風月~華麗な舞に酔わされて~

「漣さぁ、イタリア系統苦手じゃねーの?」 

私は悪戯っぽく笑う。

顔色が相当悪いのは、フレンチが嫌だからだろうな。

「無理しなくていいのにさー。」

「黙れ、チビ。テメエは黙って俺についてくればいいんだよ!」

何で怒ってんだし。

私何もしてないし。 ふざけんなよ。

「チビじゃないし。漣とおんなじくらいだけどね!?」

フッと鼻で笑って漣は受付に向かう。

ちぇっ。

マジで誰がこんなゲス野郎と結婚するもんか!